1996 Bruges Belgium

白いホテル Oil (1400×1000mm)

木のある風景 Oil (700×500mm)

バラ帽子の港 Oil (1000×750mm)

メー橋の風景 Oil (600×450mm)

ロバの道 Oil (900×600mm)

夕刻の運河 Oil (1400×1000mm)

赤い窓の風景 Oil (800×600mm)

修道院のある風景 Oil (700×500mm)

朝の市庁舎 Oil (1400×950mm)

秋のブルージュ Oil (950×700mm)

■ブルージュで絵を描く前のこと、

23才の時に憧れのヨーロッパへ3ヶ月のスケッチ旅行に出かけました。

 

私はヨーロッパの風景を油絵で描きたかったのですが、

移動の多い旅行では荷物になって困難なので、

沢山写真を撮って帰り、その写真から日本で絵にしようと計画していました。

 

帰国後、さっそくヨーロッパの油絵を描くことに本気で頑張りました。

1年半もの間、朝から晩まで部屋にこもって描きました。

 

ところがどうしたことでしょう。

出来上がった沢山の作品達は、

私がヨーロッパの現地で体験した感動とは

ほど遠いものとなっていました。

 

もっとも大切な何かがぬけている。

そう感じたのです。

 

絵筆を止めて

お金を貯めて

その大切な何かにふれるため

ヨーロッパの現地で油絵を描くことにいたしました。

 

そして26才の時、

ベルギーのブルージュにホームステイで

念願の6ヶ月の滞在制作をさせていただきました。